世界中の批評家や観客が絶賛した、1994年の傑作「パルプ・フィクション」。監督/脚本のクエンティン・タランティーノ(第67回アカデミー賞脚本賞受賞)が20世紀の映画界に新風を吹き込んだオールスターキャストで贈る、暴力と贖罪の行く末を描いた物語。低俗な殺し屋コンビ(ジョン・トラヴォルタとサミュエル・L・ジャクソン)、ギャングの妻(ユマ・サーマン...
発売日: 2020-07-01 ¥1,528
ウィリアム・シェイクスピアの没後400年、心震わす至高の映画体験を追求した衝撃作が誕生!この2016年に没後400年を迎えたウィリアム・シェイクスピアは、言わずと知れた人類史上最も偉大な作家のひとりであり、その傑出した戯曲の数々は今なお世界中のクリエイターのイマジネーションを刺激し続けている。とりわけ「ハムレット」「オセロー」「リア王」と並ぶシェ...
発売日: 2016-05-13 ¥2,546
19世紀末のロンドンを舞台に、実在した奇形の青年ジョン・メリックの悲劇の人生を、鬼才デビッド・リンチ監督が映画化。見世物小屋で“エレファント・マン”として暮らしていた青年ジョンの元に、ある日外科医のトリーブスという男が現れる。ジョンの特異な容姿に興味を持ったトリーブスは、彼を研究材料にするため、自分が勤める病院に連れ帰ることに。こうし...
発売日: 1981-05-09 ¥1,833
下北半島最北端の漁港を舞台に、孤独で過酷なマグロ漁と死闘する海の男と女の世界。幾度か映画化を企画されながら断念されてきた吉村昭の原作を、相米慎二監督がついに壮大なスケールで製作。津軽海峡のマグロの一本釣り漁は、6月中旬から9月までが勝負。小浜房次郎も大間港から船を出すマグロ漁師で、夜明けまで餌のイカをとって帰り、仮眠の後再び沖に出る。...
発売日: 1983-10-29 ジャンル:ドラマ ¥2,546
いくつかのコメント
1. 地味だがいい映画 - 題材が地味なんで評価が難しいが、いい映画。緒形拳の地味な演技と、夏目雅子のキレた演技がよくバランスしている。その結果、佐藤浩市や十朱幸代の存在感が全くない。二人とも下手じゃないんだが、この映画の不思議なノリにどう合わせていいのかわからなかったという感じ。年経って、あらためて夏目雅子の存在感が際立つ。
2015-01-30
2. 名作です。 - 先ず、緒形拳と夏目雅子の演技は文句なく素晴らしい!緒形は本物の漁師の様だし、夏目雅子の情感溢れる演技は観ているこちらを惹き付けて止まない。
題材がマグロの一本釣りを中心とした話だが、この映画から大間のマグロは全国区の一般人にも知れ渡ったのだ。
今でこそレーダーやソナーを使い最新の設備でマグロを獲っている船も多いが、当時のマグロ釣りは本当に人間とマグロとの命と命のやりとりだったのがよく描かれています。 緒形拳と夏目雅子が映画ファンに残した大いなる遺産でしょう。名作です。
2012-01-23
越前・若狭へチヌ釣りに出かけた浜ちゃんと鈴さんは、知的な美女・彩子(名取裕子)と出会う。彼女は二人に誘われ初めて釣りを楽しんだ。数日後、鈴さんは突然歯痛に見舞われ、偶然入った歯医者で彩子と再会する。彼女はバツイチの女医だった。浜ちゃんからの誘いに嘘をついて断り、彼女と釣りに行く鈴さん。が、そこで浜ちゃんとバッタリ!怒った浜ちゃんは絶交...
発売日: 1994-12-23 ジャンル:ドラマ ¥2,546
かたせ梨乃が華やかさと共にしっとりとした色香漂う女将・鶴を演じ、彼女を姉のように慕いながら愛する男との間で苦悩する志津には斉藤慶子が潔い演技で魅せる。また、南野陽子が顔役の情婦となり、女将の座を狙う照香役で、初の悪女役に体当たりで挑んでいる。廓の中で逞しく、したたかに生きる女たちを描いた松田寛夫の脚本を、監督・関本郁夫が熱い情念を...
発売日: 1994-10-01 ジャンル:日本映画 ¥2,037
ヨーロッパ最古の王室の王位継承者、アン王女は、公務に縛られた毎日にうんざりして、親善旅行で訪れたローマの宮殿から脱走を図る。そんな彼女にたまたま出会ったアメリカ人の新聞記者ジョーは、突如転がり込んだ大スクープのチャンスに俄然興奮。王女と知らないふりをしてローマのガイド役を買って出た彼は、市外観光にはしゃぐアンの姿を同僚のカメラマン...
発売日: 1954-04-19 ジャンル:コメディ ¥1,528
いくつかのコメント
1. 説明不要の名作 - 彼女が観た事が無かったので、改めて一緒に観ました。王女という立場と、年齢なりの女性としての描写。そして最初は仕事だった休日が徐々に変化していってのラスト。彼らのその後も想像すれば、見終わった後も儚くも暖かい気持ちが心に残ります。自分だけでも、恋人・家族とでも。ぜひ一度は、そして何度でも観て頂きたい名作。
2016-04-29
2. 名作って聞くと期待しちゃうんだよね - ローマの街並み、身分の違う者同士の恋愛、バックで流れる音楽、最高のオードリーヘップバーンどの要素を取っても美しいという言葉以外に言い表せるものはないだろう。
しかし残念であったのは、そのストーリー性である。
ラストの演出や幾つかの場面の時々でもっと誰にも思いつかないような何かが必要だった。
名作ゆえにもとめられるものは必然として高くなってしまう。。。
2015-09-08
3. クラシックな作りの名作 - クラシックな作りでありながら、年経った今見ても十分に楽しめる名作です。舞台はローマですが、作りは完全にアメリカ映画で、アメリカ映画のシンプルなよさがよく出ています。基本的に地味な映画なので、脚本や演技、演出も地味ですが、地味な映画が苦手なアメリカ映画としては例外的にレベルが高いです。そこらへんが見どころであり、また名作たる所以でしょう。
2015-02-03
4. 何度見ても - 名作です。歳の私でもこんな古い映画なのにこれだけの映画を作ったのがすごいと思います。最後はぐっときてしまい涙がでてしまいますがヘップバーンのかわいさが抜群でストーリーも素敵だと思います。何度みても良い映画なので今回購入しました。ぜひ若い人にも見ていただきたい映画ですね。
2014-02-26
5. お気に入りの一本 - オードリーのショートヘア最高に可愛い どのシーンも華麗でキュート。ラストシーンはとても切なくなりました。高校生の頃この映画を見てオードリーのファンになりました。さすが名作ストーリーも数あるオードリーの作品の中で一番好きな作品です
2012-06-03
「ローマの休日」の巨匠ウィリアム・ワイラーとヘプバーンのコンビが贈る小粋でオシャレなロマンティック・コメディ!贋作画家の父親を持つ親孝行娘ニコルが、父親の悪事がバレる前に、展示中のビーナス像を相棒と共に盗み出そうとするが……。
発売日: 1966-07-13 ¥1,528
名優ポール・ニューマンの代表作! 一 人の若きハスラーの挫折と苦渋、人生の全てを描いた傑作ドラマ!ギャンブルの世界に生きる男たちの息詰まる死闘と、全編の3分の2に渡る白熱のプール・ シーンを、流麗なジャズのメロディにのせて描く迫真のドラマ。抜群の才能を持ち、若くして名をあげたハスラー、エディがシカゴ一の勝負師ミネソタとの宿命 の対決に挑んでい...
発売日: 1961-09-25 ジャンル:ドラマ ¥1,528
就職活動に嫌気がさした満男が家出して一週間。寅さんが柴又へ帰ってきた。心配するさくらと博に「まかせておけ」と安請け合いし、満男から送ってきた土産をたよりに瀬戸内へ旅立った。琴島で捜し当てた満男は、島での暮らしに生き甲斐を見い出し、知り合った看護婦・亜矢に恋心を抱いていた。東京へ戻ることを拒否する満男に呆れた寅さんは、満男が世話にな...
発売日: 1993-12-25 ジャンル:ドラマ ¥2,546
満男の恋人・泉は母の愛人の存在を許せず悩んでいた。思いつめて家を出てしまう。鳥取砂丘の絵葉書が満男のもとに届いた。ただならぬ内容に満男は飛び出して行く。一方山陰を旅していた寅さんは当てもなくさまよう泉と偶然出合う。すがりついて泣く泉。翌日砂丘で若い二人は再会した。その夜は寅さんの昔馴染みの女将の店で御馳走になり泊めてもらう。女将が...
発売日: 1991-12-23 ジャンル:ドラマ ¥2,546
会長になって相変わらず多忙なスーさんこと鈴木一之助(三國連太郎)。一方、相変わらず会社より釣りが命、元気が取り柄のハマちゃんこと浜崎伝助(西田敏行)。ある日、ハマちゃんが会社の健康診断にひっかかった。胃カメラを飲む、飲まないの大騒ぎとなり、総務部の派遣社員、河井波子(常盤貴子)はお手上げ。そんなやりとりを見過ごせず声をかけたのが、伝助の新...
発売日: 2008-10-25 ジャンル:ドラマ ¥2,546
大阪の南に位置する岸和田市。『だんじり祭』で有名なその町に住んでいる少年たちがいる。『ケンカ』『仲間』『恋愛』『親子』に生き、そして、『岸和田』に生きていく少年たちの姿がここにある。
発売日: 1996-03-16 ジャンル:ドラマ ¥2,546
いくつかのコメント
1. 「名作」ですか? - これが「名作」のコーナーにあるのはどういう理由でしょうか?単なる凄惨な暴力映画にしか思えないのは私だけでしょうか。おもしろさや作品の良さがまったく理解できませんでした。
年の作品であるということは、岡村さんや矢部さんが、歳の頃、中学生の役をされていたということですね。これは「お笑いの一種」としての配役でしょうか。主役の女性のみが標準語というところにも違和感がありましたし、違和感だらけの映画です。安いレンタルなので文句は言えませんが。
2012-04-13
ユダヤの都エルサレム。豪族の息子ベン・ハーは、ローマ軍の新将校としてやってきた幼友達メッサラと再会。だが、今やふたりの間は対立関係にあり、ベン・ハーは反逆罪に問われ、奴隷として軍船に送り込まれてしまう。やがて海賊軍隊との激戦の中、ローマ艦隊司令官アリウスの命を救ったベン・ハーは、ローマ屈指の剣闘士に成長。生き別れた母と妹の仇を討つ...
発売日: 1960-03-30 ジャンル:ドラマ ¥1,528
いくつかのコメント
1. シネラマ劇場の思い出 - この作品は銀座テアトル東京のシネラマ劇場で観ました。確か最初のシネラマ作品は西部開拓史でmmフィルム本で画面を構成し上映するというもので、技術的に大変面倒で採算も合わなかったのでしょう、この作品だけで終わったようです。そのかわり、70mmフィルムによるシネラマ上映方式が開発されました。
本作品以外にも「2001年宇宙の旅」「未知との遭遇」「マッケンナの黄金」などを鑑賞することができました。
特に、ベン・ハーは後半のクライマックスである戦闘馬車の競争シーンは映画を見ていて手に汗握るという初めての経験をしました。ちなみに、この3分弱のシーンはアメリカのスミソニアン博物館に保存されているようです。
一度スクリーンを間近で見たことがありますが、細長いスリット状の白い繊維が並べられているのがわかりビックリした覚えがあります。
もう一度、デジタル3Dでシネラマモードの映画が上映される日が来るのを待っています。
2012-12-28
2. 大作映画といえばこれ - 名作です。ストーリーものとしての感動と娯楽アクションとしても観られる親しみやすさが
あります。CGに頼れない時代の作品で、やはり映像に重みがあります。特にガレー船の中の
描写と、終盤の有名な戦車競争の場面は必見です。重要な要素としてキリストとその奇跡が
描かれていますが、クリスチャンではない自分もこの映画では納得&感動でした。
若きチャールトン・ヘストンの肉体にも説得力があります。音楽もいかにも大作映画という
スケール感でとても合ってます。あえて難点をあげるとしたら、長いことでしょうか。一般
的な映画の倍ぐらいあります。ハマればその分たっぷり楽しめます。
2011-09-23
一晩いくらのこの身体、すっきり抱いて下さいな。江戸から明治の終わりまで、絢爛と花咲いた遊興の場所「吉原」。現代人の興味を惹きつけてやまない、贅をつくした《吉原遊廓》とは、いったい何だったのだろうか。吉原遊廓が最も華やかだった明治末期を舞台に、そこに生きた様々な女たちの姿を華麗な映像美で鮮烈に描き出す。原作:斉藤真一
発売日: 1987-06-13 ジャンル:ドラマ ¥2,546
いくつかのコメント
1. 最後が示しているのは - 人間にとって最も大切なのは、
身分やお金なのではなくて
人を思いやる優しさや愛情なんだと、
この映画から学び取れました。
そして女優•名取裕子が大御所と呼ばれる訳が吉原炎上を見て容易に理解出来ました。(見て損なしの必見の演技力とルックス ) 全ての出演女優の高い演技力を持ってして、この映画のスタートからエンドロールまで途切れることなく、吉原遊廓の中で繰り広げられる花魁と客とのあれやこれや、騒動の一部始終の魅力や深みが増しています。
人生の勉強になった、大変面白い映画でした。(百聞は一見に如かず、)
2017-08-13
2. 切ない話 - 吉原は、女にとって地獄だったというナレーションから映画は始まる。しかし、地獄の中に希望を見つけようとする花魁達。しかし、その希望さえも断ち切られる花魁達に切なさを感じる。何よりも女優の演技が素晴らしい。迫力の名演技に当時の花魁達の儚さが重なり涙が出てくる映画である。
2013-05-20
3. DLに難ありです - 素晴らしい作品でした
人の醜さ、花魁の世界をリアルに描いていました ダウンロードについてですが、自分はDLはできましたが、iPhoneでの再生はできませんでした
iTunesに移動すると再生できたので、もしよければ参考にしてください。
また、パソコンがWindowsだったせいもあり、動画自体がカクカクしていました。 けれど、一見する価値あります
2012-10-16
退屈な昼下がり、アリスは大忙しで走っていく服を着た白うさぎを追いかけるうち、深~い穴に落ちてしまい・・・なんとも奇妙な世界に迷い込んでしまいます。自分の体は伸び縮み、美しい花たちは歌いだし、"誕生日じゃない日"をお祝いし、おかしなことばかり起こります。おまけに、双子のディーとダム、チェシャ猫、マッドハッター、ハートの女王etc.へんてこな...
発売日: 1953-08-19 ¥2,546
独り暮らしのゼペットは、木で作ったあやつり人形にピノキオと名付け、いつか本当の子供になるようにと星に願いをかけます。するとその晩、妖精が現れてピノキオに命を授けます。そして、"良心"ジミニー・クリケットに従って、勇敢で正直で思いやりがあれば、本物の子供になれると告げるのです。ところが、ピノキオは正直ジョンの巧みな誘惑に乗せられてしまい...
発売日: 1952-01-01 ジャンル:キッズ/ファミリー ¥2,546
いくつかのコメント
1. 子供の頃は何も考えず見てましたが - 大人になってから見ると色々考えさせられますね。え?あれ?って確かに思うシーンもありますが、年という時代を感じさせてくれました。色々解釈がありますが、私は、当時のディズニーなりの子供への警告だったのではないかと。大人への罰を与えるシーンがないのは、よりリアルにする為だったのではないかと思いました。そしてやっぱり絵に音楽、素晴らしいです。
2014-06-19
2. 悪い子供たちはどうなったの - 小さい頃に一度だけみて、すっかりわすれてしまってたので再度みてみましたが、
お酒を飲んでロバになってしまった子供たちはどうなってしまったの?
子供たちは助けを求めていたのに、助けを出さないところとか
悪い大人への制裁がないところとかが
ディズニーっぽくないんじゃないかな、と思ってしまいました。
2012-06-18
3. 代後半の私としては - わかる人いるかなー?昔の吹き替え版の方が表現豊かで面白かったです。セリフも直訳しました!って感じだし。お話の中のキャラクターが子供でも声優さんはちゃんとしたお芝居が出来る大人の方がするべき。なんかクラッシックのディズニー映画の吹き替えはつまらなくなるなぁ…残念
2011-06-16
1940 年に初公開された、ウォルト・ディズニーが手掛けた第3作目にしてディズニーを代表する作品です。"音の魔術師"レオポルド・ストコフスキー指揮、フィラデルフィア交響楽団演奏による選び抜かれたクラシックの名曲8曲にアニメーションを融合させた、ディズニーの作品群の中でも特に芸術性の高い作品です。11人の監督、60人以上のアニメーター、100人を超えるオ...
発売日: 1955-09-01 ジャンル:キッズ/ファミリー ¥2,546
いくつかのコメント
1. 懐かしいです - 子供の頃にVHS版を観て以来です。
ハイビジョンになって絵がとても奇麗になったのはよかったのですが、
ナレーションの男性が画面上に登場するシーンが追加されていたり、エンディングでオーケストラ隊が退出するカットが無いなど、細かい所でVHS版との差異がありました。
楽隊や指揮者がすべて影のような状態で映っているなか、ただ一人顔をさらして登場しているナレーターが浮いているような気がして終始気になっていました。
また、最後のアヴェ・マリアが終わった後、楽隊が退出して緞帳がゆっくり閉まっていくシーンを観ている時に感じていた余韻が味わえず、なんだか消化不良気味のまま終わってしまいました。 もともと1955年に公開された古いものなので、自分が子供の頃に観たVHS版が正しいとは限らないのですが、極力オリジナルを尊重してもらいたかったです。
それでも、ファンタジアはディズニーにほとんど興味のない自分が唯一好きなディズニー作品です。
2011-11-28
2. 素晴らしい音楽と映像の調和 - ディズニーアニメーションの中でも影の薄い作品であることは認めざるを得ない作品だけど、ディズニーが好きな人は絶対にみるべき作品。
魔法使いの弟子と禿山の一夜が好き。
東京ディズニーシーの「ファンタズミック」が好きな人はより楽しめると思う。
2011-06-26
<私はこの映画でムツカシイことを言おうとしているのではありません…。どうかこの映画をムツカシク見ていただかない事を希望します。1950年黒澤 明>平安時代。土砂降りの雨に煙る羅生門の廃墟で旅法師と杣売りが首を傾げていた。走り込んで来た下人の問いに答えて2人は不思議な話を語り始める。都で名高い盗賊・多襄丸が森の中で武士の夫婦を襲い、夫を殺し...
発売日: 1950-08-26 ¥2,037
いくつかのコメント
1. どこがそんなに良いんだろう? - この映画の何処がそんなに凄いのか分からない。Review見て「やっぱ見とくべきか」と思ったが、見てがっかり。。。ストーリーは幼稚だと思うし、演技も学芸会みたい。構図も単調と言うか単純と言うかだし、音楽はこの当時はみんなこんなんだから仕方無いのかな。。。名作だ何だと崇められるのは、どの部分を言ってるんだろう? 名作って、他にもっと沢山あると思うけどな。。。
2013-07-26
2. 臭い臭い人間模様 - 人間の考えや言葉の矛盾点を、これでもか。と突き刺している。三人の証言。どれが正しくて何が食い違っているのか。
まさに「人間の闇」を題材にした芸術でしょうね。 びっしょびしょ 羅生門 激しさ増す雨いつも以上
びっしょびしょ 羅生門 激しさ増す雨いつも以上、、
誰かが笑えば誰かが泣く、、 好きなラッパーの「羅生門」という曲のリリックです。
まさにこのリリックの通りの映画でした。
2012-03-18
3. 超名作です - 年のベネチア国際映画祭でグランプリを受賞。七人の侍と並ぶ黒澤映画の最高峰作品です。
原作は芥川龍之介の「藪の中」だが、「羅生門」にも題材を借りてます。 山中で揉め事を起こした3人の人物の、エゴと自分勝手な解釈。人間不信に陥る目撃者の老人が、
捨てられた赤子を育てることに喜びを見出すラストは、人に対して失望と希望を繰り返しながらも、
新しい命に夢を託し続けた人間の、深い人間愛を感じさせてくれます。
2011-12-11
4. 名作の一本、映画らしい映画 - ん 言葉は要りません
観て下さい 要望としては、黒澤彰監督作品として一つのカテゴリを作って他の作品もリリースをお願いしたいところ
名作のカテゴリに入っているようですが、そのカテゴリが直ぐに見当たらないのは問題かと
カテゴリはより見やすい・判りやすい位置に(インターフェースの良さがアップルの真骨頂なのでは)
今一番見たいのは七人の侍・用心棒・椿三十郎あたり(とか言いつつ実のところ全作品を見てみたい)
2011-05-14
5. 心の闇を見せつける作品でした - 人はどんな人でも心の奥に暗い、光が届かないところを持っている。だから、他人を責めることは容易くできるものではない。 最後のシーンで、無垢な捨て子の赤ん坊から身につけている着物を取り去って立ち去ろうとする盗っ人に、お前も単刀泥棒ではないかと言われながらも、赤ん坊を育てる決意をする人。贖罪ではなく真心からの申し出であると信じたい。お坊さんもその真心を信じたかったのでしょう。 心の奥に何が潜んでいるのか誰にも、自分でさえもわからない。しかし、そこに有るであろう、善い心を信じることでしか、人の心は救われないことを思い知らされる。赤ん坊を捨てるしか子の行く末に望みを託せなかった親の心を信じたい。赤ん坊の着物に付けられた御守りがゆらゆら揺れる様子が印象的である。今の世相にあったキラリと光る秀作である。
2011-02-20
6. 最高のエンターテイメント - 黒澤明の演出が随所に光り、これぞ三船敏郎という演技を堪能できる不朽の名作。
登場人物たちが語る事の真相が分からず、まさに「藪の中」という内容だが、私は最後のシーンで心に大きく感じるものがあった。
この内容は、現代社会に置き換えて考えても面白いかもしれない。
2011-02-05
7. ムツカシク見ないで欲しいと前置きされても・・・ - 今までなかなか見る機会がなく、iTunesでデジタル完全版で公開されたのを機会にようやく見ることができました。
60年前?の作品なのに、画面構成からストーリー構成までシンプルであり隅から隅までしっかり考えられた作りで、人の見栄と言うか、業と言うか、考えさせられる作品です。
ムツカシク見ないで欲しいと前置きされても、それは無理でしょう(苦笑)。
映画作りに体する考え方・信念がずっしりと響いてきます。
2010-12-31
第1回日本アカデミー賞作品賞、キネマ旬報ベストワンなど、1977年度の映画賞を独占した山田洋次監督の代表作のひとつ。北海道を舞台に刑務所帰りの中年男と偶然出会った若い男女がぞれぞれの愛を見つけるまでを描く感動のロードムービー。失恋して自棄になった欽也は、会社をやめ、退職金で新車を購入、北海道へドライブの旅に出た。網走に着くと手当たり次第に...
発売日: 1977-10-01 ジャンル:ドラマ ¥2,546
いくつかのコメント
1. やはり傑作 - 初めてこの映画を見たのは、高校の映画鑑賞会。荒れてはいなかったものの、突っ張りヤンキーだらけの工業高校で、「映画なんかダセェ!」の空気が、体育館に渦巻いていたわけだが、話が進行していくと、全員が画面に引き込まれていくのがわかる。そして、あのラストシーン。
映画終了後、誰も一言も言えなくなっていた。
あの時、この映画を見ていてよかったと、本当に思う。そして、再びDVDやiTunesの配信で、この映画に触れることができるようになった。嬉しいことです。
2014-12-13
2. 年代特有の中途半端さ - 年代特有の中途半端さがよく現れている作品です。
年代に小学校から高校までを過ごした私には、その中途半端さがマイナスに感じられるのですが、そうでない人にとっては、貴重な作品だと思います。
2014-12-06
3. 時代を超えていいものはいい - 久々に、(30年ぶりくらいかな)に視ましたが、やはり泣けました。当時武田鉄矢世代で未婚だった自分も歳を重ね、結婚して子供もあり、今は高倉健の演じる勇さんの年代。視る視点が変わっても感動出来る作品を作り出す山田監督のものすごさに改めて驚きました。
2014-11-24
4. エンドロール - 作品はもちろん素晴らしいです。 デジタルリマスター版ということで、エンドロールがオリジナルのエンドロールでなく、
リマスターに携わった方の紹介だったので、オリジナルのエンドロールを見たかった私には
少し残念でした。
2012-06-07
5. 食欲 - 高倉健が出所後、汚い定食屋でラーメンを食べるシーンが一番好きです。セリフも何もない地味なシーンですが、肩を入れてラーメンを手繰る健さんの無言の背中がたまりません。こんなに旨そうにラーメンを食べる人を見たことがありません(笑)このシーンを見るたびにラーメンが食べたくなって困ってしまいます(笑)
2011-04-28
6. あの場面・・・ - 以前武田鉄矢さんがこの映画のエピソードを語ってた中で、共演の桃井かおりさんとは『生意気なヤツだ・・』と撮影中、仲が悪かったらしい。 そんな中での旅館の口げんかのシーンに挑むのだが、あれはある意味ドキュメントだそうだ。 その話を聞いて見るとおもしろい。良くできたRoadMovieだ。
2011-04-20
7. 北海道の思い出の映画 - 北海道をバイク旅した時、最初に訪れたのは夕張にある「幸福の黄色いハンカチ思いで広場」でした。この映画を何度も見て北海道を旅した時には絶対行くぞと決めていました。武田鉄矢が赤いファミリアで北海道を旅します。フェリーから車で出発するシーンが自分のバイク旅にダブります。映画の中で桃井かおりが「オホーツク!」って叫ぶシーンがあります。同じようにオホーツク海を見て叫びました。狩勝峠も越えました。高倉健が出所した網走刑務所も行きました。九州の炭鉱町を知る私にとって夕張の町はどこか親近感があります。映画の夕張の町のシーンがどこか懐かしい気がします。高倉健の渋さも好きです。武田鉄矢のダサさも好きです。私にとって思い出深い映画です。
2011-03-23
朝の宝石店ティファニーの前でデニッシュを食べる娼婦のホリーは、引っ越してきたばかりの駆け出し作家ポールと出会う。酔っぱらいから逃げて部屋へ来て、眠り込んでしまった彼女にポールは興味を抱く。ホリーの夫ドクが彼女を連れ戻そうとするが、彼女は断ってしまう。ホリーがブラジルの外交官と結婚するのを知って傷ついたポールは、小説を売って得たお金...
発売日: 1961-11-08 ジャンル:ロマンス ¥1,528
いくつかのコメント
1. 凄くいい \(^O^)/ - ニューヨク行の飛行機の中で繰り返し度観ました。いつの間に到着。真っ先に私が行った場所は番街にあるティファニー NY五番街本店。オードリー・ヘップバーンがクロワッサンを食べながらウィンドウを眺めたあのシーンを思い浮かびながら私も同じ場所に立ってじっと眺めてた覚えが、、何度観ても飽きません!!(^•^)
2012-05-11
男はにこやかに犯罪を重ねた!数々の映画賞に輝く日本映画史上屈指の傑作!稀代の殺人鬼、榎津巌の犯行の軌跡と人間像を描いた佐木隆三の直木賞受賞作を鬼才、今村昌平が挑んだ意欲作。九州、浜松、東京で五人を殺した上、史上最大と言われる重要指名手配の公開捜査をかいくぐって、時には大学教授、時には弁護士と称して詐欺と女性関係に明け暮れる犯罪王の...
発売日: 1979-04-21 ジャンル:ドラマ ¥2,546
いくつかのコメント
1. タンスの使い方が実にうまい映画 - 広域指名手配の網をかいくぐりながら犯行を重ねる連続殺人鬼のお話。 中途から犯人が肩書を詐称し、出会った人々の懐に入り込むのですが、稀代の殺人鬼を振り返る時にはこうした点を見逃さないほうがよい気がします。犯人が他人を騙る詐術は豪胆にして繊細、誠に巧みで粗が見当たらないんです。まったくの気の置けない好人物で、あんな調子で近寄られたら、まず心を許さない人はいないんじゃないでしょうか。この辺、緒形拳さんの持つ魅力が突出しているのかも知れません。 この殺人鬼が犯行に及ぶさまも注目点ですね。実に淡々としている。息遣いが激しくなったり、汗をかいたり、豹変するのでもないのです。日常生活動作の延長に、ただ殺しがあったかのような。逡巡や葛藤といったものがおよそ認められない。 連続殺人を解釈するための手がかりがいくつか置かれているのですが、それすら制作者が仕掛けた詐術なんじゃないかって気がしますね。人物理解の一助になるかも知れないが、なんかかえって邪魔でしかないような。ひょっとしたら、テーマになるような部分も、作品への色付けでしかないかのような。 まあ、そういうことをあれこれ考えさせるような実話に基づく映画です。
2017-06-03
2. 業 - 自分の中にも巌がいるかもしれないなあと思う。ハルを殺害したあと「ありがとう」と言った巌の心の中に かすかな救いを感じる。巌とは別に 競艇場での緒形拳の姿に しびれました。「人の性は悪なり、その善なるものは偽なり」を かみしめる作品でした。
2011-11-08
ご存知、蒲田撮影所を舞台にした銀ちゃん、ヤス、小夏の奇妙な関係を撮影所の内幕を絡めて描く、つかこうへいの人情喜劇!!『新選組』の撮影真っ只中、土方歳三に扮する“銀ちゃん”こと倉岡銀四郎は、敵役の坂本龍馬を演じる橘が、主役の自分より目立っているのが気に入らない。さらに最大の見せ場である“池田屋の階段落ち”が、命の危険を伴うため中止に...
発売日: 1982-10-09 ジャンル:コメディ ¥2,546
いくつかのコメント
1. 映画って本当に素晴らしい!! - スカッとして、ジーンと来て、温かくなって。
こんな気持ちになれる映画ってやっぱり素敵ですね。
もう年も前に観たときとは違った感情が押し寄せて、家族や仲間の愛や絆、愛する者への愛しさにあふれたストーリーに感動です。
名作はいつまでたっても色褪せませんね。
2014-05-06
2. 銀ちゃん,かっこいい! - スクリーンの誰も彼もが若くて,エネルギッシュ。
そして,自分の若かった頃も思い出し,胸が熱くなりました。
人を恋しく思うこと,良き人たちに囲まれて生きていくことの幸せを感じさせてくれるすばらしい映画です。
2010-12-05
緑の豊かな春の森に、1頭の雄の子鹿が生まれました。フクロウや、うさぎのとんすけなど、森の住人たちは、森の王子様の誕生に大はしゃぎ。バンビと名付けられた子鹿は一躍森の人気者になりました。母の愛を一心に受け、バンビはすくすく育っていきます。いたずらっ子のとんすけやスカンクのフラワーと仲良しになったり、いとこのファリーンにドキドキして逃げ...
発売日: 1951-05-18 ジャンル:キッズ/ファミリー ¥2,546
異色のキャスト、一流のスタッフが揃った大島監督のセンセーショナルな時代劇!幕末の京都。血気盛んな男たちの集団―新選組―にひとりの美少年が入隊する。彼の妖しいまでの美貌をめぐって、男たちの中を駆け巡る嫉妬とうわさ、そして憶測。「局中法度」「軍中法度」という厳しい戒律の下、抗争と殺戮に明け暮れていた新選組が、狂気を帯びた混乱に陥ってい...
発売日: 1999-12-18 ジャンル:ドラマ ¥2,546
いくつかのコメント
1. 司馬遼太郎作品のロマンとリアリティ - 年代後半から年代前半の、大衆に媚びない作風と、大島監督の芸術性がマッチして、司馬遼太郎作品を見事に具現化(映像化)した映画だと思う。
台詞回しが、自然ではなく、朗読調なのは、敢えて原作の台詞を際立たせ、より司馬遼太郎へのアプローチを際立たせている様に思えた。
遺作にして、最高の作品だと思う。
2016-10-19
2. 新しい世界をみた - 浅野さん演じるタシロが最後がかわいそうだった。松田龍平さんが若いのにこの演技力はすごいよ!まさに妖艶!松田さん演じるカノウの妖艶な魅力に翻弄されていくのを演じる周りのキャストさんの演技も!今まで見たことない新しい世界に引き込まれました!恐れ入りました!松田龍平さん本当に肌白くて綺麗で女の子みたいでした。浅野忠信さん武士衣装かっこいい!!!!!!!
2011-11-20
アルフレッド・ヒッチコック監督による画期的なホラー映画の傑作!アンソニー・パーキンスが精神を病んだ青年ノーマン・ベイツを主演。青年の住む古くて暗い家と、それに隣接するモーテルで無事に夜を過ごす者はいない。不運な宿泊客マリオン・クレイン(ジャネット・リー)は、有名な“シャワーシーン”で犠牲者になる。彼女の行方を捜して、私立探偵そして...
発売日: 1960-09-04 ジャンル:スリラー ¥1,528
サブリナは大富豪ララビー家のお抱え運転手フェアチャイルドの娘。年頃の彼女はララビー家の次男、プレイボーイのデビッドに夢中だった。かなわぬ恋に悩む娘を心配した父親は、サブリナをパリの料理学校へ送る。2年後、エレガントに成長して帰国したサブリナに今度はデビッドが夢中になる。仕事人間の長男ライナスは、サブリナを再びパリへ追いやろうと計画す...
発売日: 1954-09-28 ジャンル:コメディ ¥1,528
ジョージ・ベイリーには様々な問題があり、クリスマスに自殺をしようとする。そんな彼に、天使が現れジョージと話をすると、彼の人生の回想シーンが始まる。ジョージがまさに橋から身を投げようとしていたところを、クラレンスという守護天使に助けられる。クラレンスはジョージがこの数年に行った善行がなかったら、この街がどうなってしまったかを見せる。...
発売日: 1954-02-06 ジャンル:ドラマ ¥713
いくつかのコメント
1. まあまあです - 単純明快のいい映画です。芥川龍之介の杜子春のような話はどこにでもあるのだなあ、と思いました。人のことが羨ましく思えるけど、自分の人生は幸せなんですよ、きっと。ああ、宝くじでも当たらねえかなあ・・・(笑)。
2018-01-10
2. 約年前の大人たちからの温かなメッセージ - 生を放棄するため橋から身投げしようとする男を、天使が思いとどまらせる使命を受け、善良だった男のそれまでの半生を振り返ってみることになる。ところどころコメディが交えられドラマとして観ても充分に面白い。上映時間のほとんどを費やし彼の人生を描き、終盤に現在に至り天使とのやり取りになる。天使とのやり取りは意外に短いが、最高のアクセントになっている。 自分の生まれなかった世界なんて、誰も本当は見ることはできない。けれど、この映画の中ではそれが少しだけ描かれている。思い通りにいかなくても、不運に見舞われたとしても、それでもなお、人生は捨てるには惜しく、すばらしいもの。約年前の大人たちからの温かなメッセージが込められている。
2017-01-04
3. 落ち込んだ時に - 友人に勧められてみました。誰しも辛い状況に立たされた時、もういなくなってしまいたいとふと考えてしまう事もあると思います。自分が居なかったら、自分の周りの世界はどうなるのか?そういうifの世界を考えさせてくれる映画です。自分が思う以上に、人は人と関わり支え合い助け合い、影響を与えているんだと、全ての人が誰一人欠けてはいけないんだと、思わせてくれる素晴らしい映画だと思います。
2014-03-21
柴又へ離婚したリリーが訪ねて来たが、寅さんは青森で自由を求めて旅するサラリーマン・兵頭と一緒にいた。その後、函館へ渡りリリーと再会、三人の旅となった。兵頭は初恋の人に会いに小樽へ来たが、喫茶店の女主人として苦労する姿に複雑な思いがした。そして「女の幸福」のことで寅さんとリリーは大喧嘩、三人の旅は終わった。柴又で喧嘩を後悔する寅さん...
発売日: 1975-08-05 ジャンル:ドラマ ¥2,546
いくつかのコメント
1. 寅さん最高! - シリーズ最高傑作と名高いこの作品。
途中まで観てふと…やべぇこのまんまじゃ、
オイラが寅さんを地でいっちまうんじゃねぇかと…
そう考えたら、もうさ中盤前あたりから涙が止まんなくって、
笑い涙の融合。心の動きが絶妙。寅さん最高だよ。
DVD3本レンタルで3本目に借りとけば、かなりお得感あり。
寅さん3本でもいいね。
2015-01-04
北海道中標津。民子は、一人息子・武志を育てながら、亡夫が残した牧場を経営していた。冬、激しい雨が降る夜、一夜の宿を求めて一人の男が訪ねてきた。男は納屋に泊まり、牛のお産を手伝い、翌朝出ていった。そして夏、男が再び訪れ、働かせてほしいと民子に頼んできた。しかし、田島耕作と名乗る男は、過去を一切語ろうとはしなかった。
発売日: 1980-03-15 ¥2,546
いくつかのコメント
1. 人の情けと、人の弱さ、寂しさ - 基本となる脚本が簡潔で、それをバックボーンに「人情」「愛情」「旅情」「兄弟愛」「恋愛」そして「友情」がほどよく肉付けされ、北海道の大自然とそこに生きる人間を描いたヒューマンドラマです。人間が持つ感情を、恥じらいや寂しさによってダイレクトに表現できずとも、相手の心情を察し、感じ取ろうという気持ちが大切なんだなと思いました。
三度目の視聴ですが、見る度毎に「感動の色合い」が違って与えられ、秀作の映画だと思います。
2011-05-03
2. この感性、大切にしたいです。 - この映画に流れる空気がいいです。
時代の変化で現代が忘れてしまった感性が詰まっていると感じました。
冒頭の北海道の風景からはじまり、主人公はじめ皆が裕福では無いながらも自然に触れ、懸命に生きている、古き良き昭和がここにあります。
2011-05-01
3. なぜ故にこの名作を購入出来ない?。至極残念です。 - 名作ですよね。レンタル店でも置いてないので、また観られる事に感謝。物欲じゃなく、人間が生きる、日本人が生きる良い時代を思い出した気がします。 映画の配信が始まったばかりで非常に残念な点なのですが、これぞ!と言うこの作品の様に「購入」出来ないのは痛い。配給や著作権の問題などいろいろあるのでしょうけどこの作品も日本の文化です。iTuneがカルチャーのるつぼを目指すのであれば頑張って取り組んで行って欲しいですね。 これの英語字幕板とか(笑)。 まあ・・・それはシェーンか。でも味あるよなぁ。
2010-11-22
瀬戸内海で淡路島に次ぐ大きな島、小豆島。分教場の小林先生が離任し、新任の先生が来ることになった。名前は大石先生と言う。大石先生が洋服を着て自転車に乗り、颯爽と村を走る。昭和3年当時、自転車も洋服もまだ珍しく、大石先生は人目を引いた。大石先生は8キロばかり離れた実家から自転車で通うのだった。大石先生の受け持ちは、小学1年生の子供たち。点...
発売日: 2007-03-03 ¥2,546
いくつかのコメント
1. 最高の戦争映画の一つ - 戦場のピアニスト等と並ぶ戦争映画の傑作。戦後すぐに作られただけあって、例えば「陸軍」等戦中の作品と比較しても違和感がない。当時、黒澤明の「七人の侍」より高く評価された、というのも納得できる。ただし、戦争は既に遠く、現代の平和で沈んだ日本にこの映画の風景はない。
2015-03-15
2. 今の日本に求められている映画 - 何度も観た。何度も泣いた。高峰秀子さん演じる大石先生は私が教職を志した理想像でした。この映画には戦闘シーンなどは一切出てきません。先生と生徒、島の風景、バックに流れる童謡。これだけで凄まじく立派な反戦映画になっています。今、国難のとき、全ての日本人が原点に戻り、かつてこういう時代があった、ここから現在まで驚異的な復興を遂げてきた。日本人として自信を持たねばなりません。個人的には、小学校の課題映画として全ての子供たちに観せて感じてもらう、こういうことができないかとさえ考えさせるレベルの映画です。
2011-05-28
本当の幸福とは何かを問い、優しく深い愛を名匠山田洋次監督が描く。日本アカデミー賞主要4部門受賞。妻に先立たれ、岩手に住む父親(三國連太郎)の悩みは、東京に住む末っ子・哲夫(永瀬正敏)のことだ。定職もなくアルバイトで気ままに暮らす息子をたしなめる父、そして反発する息子…そんな哲夫も下町の工場で働くうち、可憐なろうあ者の娘(和久井映見)...
発売日: 1991-10-12 ジャンル:ドラマ ¥2,546
いくつかのコメント
1. あらすじ紹介おかしい? - 最後の「愛する人のために働く喜びを見い出した哲夫は、父親を愛している自分にも気づき、やがて岩手に帰っていくのだった…」というのは蛇足でないかい? 結末のちがうカット版を見たかと思ったよ。
2016-01-09
2. 少し前の日本 - 切なくて、甘酸っぱくて、素敵な映画です。
何かを見つけられずに、いらだちながら、それでも父親には認められたい息子の永瀬正敏さん。
時代に悪態をつきながらそれでも働くしかない男役の田中邦衛さんは、その時代の底辺にあるものの代表として演じられているように感じます。
都会にでた長男とその嫁に気を使い、次男の行く末を案じながら、独り田舎で暮らす父親の三國連太郎さんの姿は本当にジンとします。
原田美枝子さんの舅への思いとぎこちない接し方がまたリアルです。
職人気質でわりきったように時代を生きている男のいかりや長介さんもまた素敵。
聾唖というハンデを抱えながらも、まっすぐに生きる女性の和久井映見さんは、ほんとうにチャーミングです。
ときどきふっと観たくなる、そんな映画の一本です。
2010-12-03
【世界の映画監督たちに選ばれたベスト映画!】 日本を代表する映画監督・小津安二郎の代表的名作!!―――尾道に住む老夫婦、周吉ととみが東京で暮らす子供達を訪れるために上京する。子供達は久しぶりの再会で二人を歓迎するが、それぞれ家庭の都合もあり、構ってばかりいられない。結局、二人は戦死した次男の嫁、紀子が世話をすることになる。老夫婦は...
発売日: 1953-11-03 ¥1,528
いくつかのコメント
1. 物語 - 尾道に暮らす、人生が終わりに近づいた夫婦のお話。
60年前の作品ではあるが、現在との乖離はかなりのものがある、といっていいだろう。なかなか物語にすんなりとは入れない。我々は、主人公夫婦のたたずまいに即座に納得できるであろうか。不思議な世界観を見せている。
とはいえ、この物語で描かれたことは、初めてみた私(30代男)にも深い感銘を与えてくれた。
人生とは奥深いものだ。娯楽など、おいそれと見つけられないあの頃には、そうしたなりの楽しみがあるのでありましょう。 映像作品としても、ふとした何気ないところで、心震える場面があります。
2014-07-18
2. 想い出が長続きする映画 - この映画を見終わって、一週間以上経過している。
普通なら、映画の記憶など薄れてしまうような間隔だが、この映画は、ありとあらゆる場面が、すぐに思い出されて、すごく切なくなってしまうのである。
出だしから終わりまで、何も起こらない映画に見えるが、実のところ、細かい出来事が積み重なり、最後まで目が離せなくなる。
知り合いの年配映画ファンの話によると、上映が終わった後の映画館のロビーで、泣いている人が何人もいたとの事である。
こんなに残酷で、美しい映画があって良いものだろうか。いや、あってしかるべきである。ぜひご覧ください。
2013-02-28
千利休を大胆な仮説をもとに描く直木賞受賞小説の完全映画化!豪華キャストで贈る、最上級のエンタテインメント!!時の権力者をも畏れさせた茶聖・千利休が、本当に愛したものとは?彼の心に秘められた謎に迫る。
発売日: 2013-12-07 ジャンル:日本映画 ¥2,546
いくつかのコメント
1. 歌舞伎俳優の無駄遣いと歴史歪曲 - 成田屋贔屓として所作の美しさだけに注目しようと頑張りましたがいかんせんストーリーが酷すぎて途中で視聴中止。利休の二番目の妻の法名が大陸系だからって、日本人であった人物を朝鮮人として描く暴挙。所詮創作物だと言うならば、歴史上の人物をわざわざ使い秀吉の若い頃の家紋まで忠実に沢鷹紋にするという凝りようと矛盾。わざと歴史を誤解させようとする意図しか見えません。
2016-12-19
2. 美しい映画でした - 久々に良い映画を観ました。 執念と言えるほどの美にたいする命がけのこだわり。 なぜ、命をかけてまで美に対する信念を貫かねばならなかったのか、その動機がこのストーリーのコア。 ところで「美」ってなんでしょうね?
人の感情は関連づけで生まれるものですが、良い感情を引き出してくれるもの。その中でも余計なものをバッサリと切り落として中心を際立たせ、観る人の想像力に必要な部分を補わせる。そんな洗練された要素も併せ持つのが「美」かな。
そんな美の原点も見せてくれた映画でした。 「それを見いだせるものしか、分からぬ事がございます」
2014-10-12
3. 豪華なキャストで内容の無い映画 - 利休の考えた美がどの様なもので、どの様に影響力持ち人々を魅了したのかが描かれていない。また、利休の愛した高麗の女性の背景が描かれていないので感情移が入出来ない。利休が何に苦しみ、何の為に切腹したのかが定かでない。いかにもドラマチックな装いをしてるが彼は何と戦い藻掻き苦しみ、何を成し遂げようとしたのか、伝わってこないのです。
2014-09-22
昭和47年に始まった人気テレビ番組「必殺シリーズ」の放送600回を記念して製作された映画版「必殺!」の第1弾。江戸の仕事人殲滅計画を遂行する恐るべき殺し屋集団と対決する、ご存知中村主水ら仕事人グループのかつてない大激闘。お馴染みのレギュラー陣に加え、梨園の貴公子・片岡孝夫が、人形遣いの人気太夫、実は幻想的な殺し技を使う一匹狼の仕事人として...
発売日: 1984-06-16 ジャンル:ドラマ ¥2,546
いくつかのコメント
1. 懐かしい顔触れ勢揃い - 山田いすゞ様。お懐かしい…。六文銭の話って何作目だっけ、とレンタルしてみたら第一作でしたか!映画なのにおちゃらけ要素は容赦なく…そういえば、だからそれをなくした第三作がトラの会で話題になったんでしたっけ。 しかしそれにしても、今確認すれば、昭和臭い名前が(笑)。斎藤セイロクさんとか、タコ八郎さんとか。いやはや。 良い時代でしたね、テレビも映画もまだまだ面白かった!
2011-05-03
2. ナシといわざるをえず - 池波さんのものとはまったく違うとはわかっていても、また、藤田まことをはじめとする出演者になんら文句はないものの、ただの殺し合い。そこに文学性のみじんもなく。。。からくりも子どもじみていて、目を覆うほど。
田宮二郎、緒形拳が主演してきた必殺仕掛人とは別の作品なのだなあと、あらためて思う。過大な期待をした自分が間違っていたと反省。こんな茶番劇を観てしまったことが、なによりの後悔。200円でよかったです。
2011-02-28
フランス北西部の港町シェルブールで、ささやかだけれど美しい恋を育む自動車修理工の若者ギイと傘屋の少女ジュヌヴィエーヴ。恋に恋する年頃のジュヌヴィエーヴに未亡人の母エムリー夫人は心配顔。出かけるたびに嘘をつきながらもジュヌヴィエーヴはギイと出会う時間が嬉しかった。だがある日、アルジェリア戦争の徴集礼状がギィに届き、二人は離れ離れとな...
発売日: 1964-10-04 ジャンル:ミュージカル ¥2,546
いくつかのコメント
1. カルチャーショックを受ける映画 - 初めて見たとき、お父ちゃんみたいな歳の人が同じ歳の母親に娘みたいな女の子に結婚を申し込み、自分に求愛しに来たのかと期待していた母親ががっかりするのを見て、カルチャーショックを受けました。しかし、歴史的にはこれが当たり前なんですね。 ともかく、アメリカのミュージカルはセリフと歌で構成されているのに対し、ミュージカルの影響を受けたこの映画は完全に歌だけで構成されている。やはりオペラの伝統が強いんだなと感心しました。 ドヌーヴは綺麗だと思うけど、日本人からしたら歳の割に大人びてるんじゃないか。
2016-11-11
2. 完全なミュージカル - 完全なミュージカル、つまり台詞が一つもない映画を初めて観た。
ラップとも違い、フランス語ならではの発想かもしれない。 映像、音楽ともに非常に凝ってる。
古さは感じるが、年後でも十分通用すると思う。 ストーリーは、シンプルだが過激。
こんなんでいいのかとも思うが、結構現実もこうだったりするので、
身につまされて泣ける。 カトリーヌドヌーブは確かに美人だが、他の女優さんも十分美人なのでそれほど目立つわけでもなく、
ちょっと損している。
2014-08-13
何もなくても、母の手があった。悲しくても、母の胸があった。激動の昭和を生きた家族の姿を描く心揺さぶる感動作。昭和15(1940)年の東京。父・滋と母・佳代、娘の初子と照美の野上家は、お互いを“父べえ”“母べえ”“初べえ”“照べえ”と愛称で呼び合う仲睦まじい家族。そんな小さな家庭の穏やかな日常は、ドイツ文学者の父が治安維持法で検挙された朝から一...
発売日: 2008-01-26 ジャンル:ドラマ ¥2,546
いくつかのコメント
1. 改めて平和のありがたさを感じました - 吉永小百合さんの原爆の詩の朗読などの平和活動があってこの映画が感動をもたらしたと思いました。改めて平和な時代に生きているありがたみを再認識しました。吉永小百合さん、女優としてそして平和運動家としてご活躍されることを期待しています。
2010-11-15
2. 母べえ - 戦争と最後まで向き合った母の人生に心が動かされた。
作品のラストにおいてもそれは貫かれていた。 吉永さゆりさんの作品を久しぶりにみせていただいたが、
さすがと言うほかない。 改めて母の偉大さを感じました。
2010-11-13
鮮烈な軌跡を残した二人のアウトロー。永遠の輝きを放つアメリカン・ニューシネマの傑作!実在したアウトロー、ブッチとサンダンスが銀行強盗を繰り返すなかで夢を追い求めて自由奔放に生き、それ故に時代に取り残されていく様を、「スティング」「ガープの世界」等、名作を作りつづける名匠ジョージ・ロイ・ヒルが時にユーモラスにまたシニカルに描いていく...
発売日: 2010-10-10 ジャンル:アクション/アドベンチャー ¥1,528
いくつかのコメント
1. 日比谷の映画館でロードショーを観た映画です。 - 学生時代、日比谷の映画館で「明日に向かって撃て」を観て感激しました。1969年、アメリカは泥沼のベトナム戦争真っ最中。この映画はアメリカの敗戦を予感させるような破滅に向かう2人と衝撃的なエンディング。
しかし二人は底抜けに明るくコミカルです。観た映画のなかで一番好きな映画なので購入しました。しかみ4K対応でiMacで堪能しました。
2018-11-19
定職をもたない鉄蔵(後の北斎:緒形拳)は、娘・お栄(田中裕子)と二人暮らし。毎日絵を描いてぶらぶらし左七(後の滝沢馬琴:西田敏行)の家に居候になっている。ある夜、鉄蔵は不思議な魔生をもつ女・お直(樋口可南子)に出会い、その魅力にとりつかれる。鉄蔵は父・伊勢(フランキー堺)にお直を提供し、伊勢もまたお直にとりつかれるあまり首をくくってしまう。そし...
発売日: 1981-09-12 ジャンル:ドラマ ¥2,546
いくつかのコメント
1. わあなたかかまたまなかまあままあわかあなたわわた、、 - あ!くまちまかな多花
「やまわやまたな、かたまかなた。ややなあがーあたかめまらナコなな沼あな塗り
、まわまあややまわ
(о о)(о о)(о またや
まなかなやたあぬたо)汰きかなわ 、撫で( )かあななたま!((о о)оな о) 、たてまた
か、たやらま
やまあなあな。た真屋たやではたま巻かわあああやぬやあなまややあいあけまたなかやっままナタリーあたたゆが^_^あやあにまさかなえなあかあえたあ( あさえかた
2018-09-15
映画史上最高額の製作費約290億円、出演者は22万3千人、製作期間4年7ヶ月── 政敵ポンペイウスを追ってエジプトに上陸したローマ軍の闘将シーザー。彼を虜にしたのは美姫クレオパトラの英知と美貌であった。彼はクレオパトラを女王に後押しし、彼女と結婚するが、ブルータスの裏切りにより暗殺されてしまう。ブルータスを討ったのはシーザーの腹心アントニーで...
発売日: 1963-09-25 ジャンル:ドラマ ¥1,528
時代屋は品物ではなく時代を売る骨董屋だ。ある日猫と一緒に女が飛び込んできた。人間喜劇の傑作。東京・大井町。三叉路に架かる陸橋の下に「時代屋」という骨董屋がある。そこの主・安さんの前に、夏の盛り、銀色の日傘をさして野良猫を抱えた謎の女・真弓が現れ居付いた。ところがその真弓、なぜか家出癖があった。ひと言の伝言と、ビクターの犬の置物を置...
発売日: 1983-03-19 ジャンル:ドラマ ¥2,546
いくつかのコメント
1. 夏目雅子版 ティファニーで朝食を だ! - 夏目さんが、美しくて天真爛漫だけど儚げで、可愛らしくって自由奔放で色っぽくて寂しそうで優しくて・・
子供のころに見たときは、この映画の魅力がよくわからなかったけど、
今ならホリー・ゴライトリーに勝ったな!といえます。
2012-09-22
第一次世界大戦下のカリフォルニア州サーリナス。24歳のキャルは農場を営む父アダムが、兄のアロンばかりを可愛がっていると感じ、反抗的な問題児扱いされていた。落ちこぼれで愛に飢えたキャルを、恋人のアブラは何かと気にかけていた。ある日、キャルは死んだと聞かされていた母ケートが実は生きていて、モントレーで酒場を経営していることを知る。アダムが...
発売日: 1955-10-04 ジャンル:ドラマ ¥1,528
広告社に勤める憲一は、新婚7日目に金沢へ出張、そのまま消息を絶った。妻の禎子は金沢へ出掛け、単身捜査に乗り出すが、手がかりはつかめなかった。やがて憲一が広告社に勤める前に、巡査の風紀係だったことが判明し、事件はそれに絡んでいる模様。そして意外な事実が明るみになってくる。野村芳太郎監督が、北陸を舞台に人間の孤独と悲しさをスリリングに描...
発売日: 1961-03-19 ¥2,546
いくつかのコメント
1. 素晴らしくも悲しいドラマ - 松本清張原作の映画化作品の中では、「砂の器」に次ぎ、「霧の旗」と並ぶ傑作映画だと思います。
結婚後1週間で失踪した夫を捜す妻が遭遇する、人間の底知れない情念と悲しみを、曇り空と
荒波に囲まれた北陸を舞台に見事に表現されています。
2011-12-10
2. 有馬稲子さんがダントツ美人 - 三人の中ではやっぱり有馬稲子さんがダントツに美人ですよね。
映像はモノクロで撮ったのが惜しいくらいにきれいで、川又タカシは天才だなと再確認しました。
芥川也寸志の映画音楽では本作が一番好きです。(南原と久我の車窓シーンの音楽が良かったです。)
ラスト近くの加藤ヨシの芝居はややオーバー気味で笑えました。
総評としてはメロドラマ風サスペンス映画で5つ星です。冬の寒いシーズンに鑑賞するのにお薦めの映画です。
肉まんとあたたかい甘酒でも飲みながらご覧ください。
2010-12-20
結婚してから10年。今、ミホとトシオは2人の子供の親である。ある日トシオの浮気が発覚し、ミホは精神発作に襲われるようになる。次第に精神を崩壊させてゆくミホと、すべてを投げ打ってミホに奉仕するトシオ…。映画化困難とされた島尾敏雄の同名小説が原作。
発売日: 1990-04-28 ジャンル:ドラマ ¥2,546
いくつかのコメント
1. 愛があるというより、知性がなさすぎる - 愛があるというより、知性がなさすぎるお話でした。こんなヤツが兵隊じゃ確かに戦争負けるよな。しかし、その世界を信念を持って破綻させずに映画にしたのは見事です。カメラ、脚本、演出、演技、音楽等もよくできています。ただ松坂慶子がなあ、美人すぎて生活感ないんだよなあ。演技力あるし、いい女優だと思うんだが、使いにくいなあと思いました。それから、この話のテーマは愛ではなく「認識」です。それはおそらく原作者もこの映画の監督もよく判って作っていると思うんだけど、自分の置かれた環境や、自分の欲求に認識が付いていけなくなると、頭の中が空回りしてこんな風になっていくんです。まあ、外界と自意識をつなぐ「クラッチ」がスベっているようなもんですね。しかも一回スベるとクセがついてどんどんスベるようになる。解決方法としては、単純で確実で楽しいこと(スポーツとか)を大量にやって、環境や欲求を単純化し、クラッチをつなぐクセをつけるのがいいのですが、この映画には全く出てきませんね。会話とかは、お互いの認識を信頼し合って初めて成立するものですから、百害あって一利なしです。「ウソ」とかよりもっと基本的なレベルの問題です。むしろ言葉による会話を禁じ、絵とかボディーランゲージだけで意思を伝え合う訓練をすべきでしょう。まあ、そうすると「文学」という表現方法自体が否定されてしまうわけですが、なんかこの映画を観ていると「好きでやっている」ように思えて仕方がありません。反面教師としましょう。
2016-05-08
時代劇の醍醐味を追求する「必殺!」シリーズの劇場公開版第3弾。江戸の両替商、舛屋を強請っていた同心が死体となって発見される。事件を嗅ぎ付けた中村主水に、闇の金融集団が転落の罠を張り巡らせる。ファンに人気の仕事人「秀・政・竜」が勢ぞろいした映画ならではの豪華メンバーが集結。特別ゲストに日本を代表する女優・松坂慶子が出演。同心の妻である...
発売日: 1986-05-24 ジャンル:ドラマ ¥2,546
いくつかのコメント
1. 殺陣 - 必殺の工藤監督の作品だけあって、もうファンにはたまらない要素がわさわさ。ラストの殺陣は固唾をのんで見守る以外に何も出来なくなるという…。下手なハリウッドアクションより、チャイニーズクンフーよりエキサイティング。 まあ、お馴染みが一杯出て来るのも嬉しい。雅さんどこいったの?というのがトラの会で流行ったジョークだったか、ウロ覚え。
2011-05-02
2. 面白い - 日本人には時代劇が似合う。 あまり派手ではないが、必殺シリーズの初期を見て、人間関係が理解できた。 HD映画は初めてみたが、きれいだ。傷はほとんどない。
ストリーミングタイプの映画配信だと、どうしてもカクカクする部分がでて
きてしまうが、ダウンロードしてから表示するiTunesは、そいういうことが
ないので、集中して観ていられる。 このシリーズが好きな人にはおすすめ。
2010-12-03
長崎から北海道まで新天地を求めて旅を続ける炭鉱離職者の一家の愛と哀しみの物語。長崎の南端に浮かぶ伊王島。この島で生まれ育ち、炭鉱で細々と暮らす風見精一・民子夫婦は、会社が閉山したことから北海道の開拓村に入殖することを決断した。 老いた父と幼ない2人の子供を連れ、住みなれた島への愛惜と、前途への不安をおしての辛い旅立ちだった。長崎から博...
発売日: 1970-11-11 ¥2,546
いくつかのコメント
1. 親父たちの青春 - 途中泣ける。こんな時代だからこそ、ありえそうな話。若者の僕には少し憧れもある時代。倍賞千恵子が演じる民子が、やけに魅力的。今の日本人女性は、この当時はと大きく変わってしまったのだと思うが、こんな夫を信じ支える強い女性を誇りに思う。
2013-05-13
2. 寅さんとは違う山田映画 - 高度経済成長期まっただ中の日本が舞台のロードムービーです。
山田組おなじみの面々ですが、出てくるのは大阪万博をはじめ、当時の日本です。
当時は山陽新幹線も東北新幹線も開通しておらず、列車で長崎から北海道中標津まで旅を続けます。
道中様々な出来事が家族に訪れます。
年のこの日本と比較して思います。私たちは本当に幸せなのだろうかと。
酪農を始めた、あの家族は今も元気でやっているのだろうか、と。
年キネマ旬報ベストの作品。損はありません。
2011-06-22
伝説よりも、ハデにいこうぜ!決戦は空へ!最強の敵、最高のバトル。奇才ポール・W・S・アンダーソン監督が手掛ける21世紀の「三銃士」は全てが想像を超える!17世紀、フランス。 銃士に憧れ、パリに上京してきた気が強く無鉄砲な青年ダルタニアン。成行きで三銃士の仲間入りを果たした彼は、フランス国王の側近の裏切りによって狙われた王妃の首飾りを取り返...
発売日: 2011-10-28 ジャンル:アクション/アドベンチャー ¥1,528
<あぁ、誰かが殺してくれればいいのよ、あの男…。クール&モダン!フィルムノワールの美学!>妻がいるにもかかわらず、他に9人の愛人をもつテレビ・プロデューサー風松吉。たまりかねた女たちは共謀して彼の殺害を企てた…。グラフィカルな構図、光と闇のコントラスト、これぞモダニスト崑の真骨頂!クールビューティな岸恵子、フィルム・ノワール感漂う山...
発売日: 1961-05-03 ジャンル:ドラマ ¥2,546
いくつかのコメント
1. 岸恵子さんに脱帽! - どの俳優さんも素晴らしいが、岸恵子さんの美しさ、洗練された身のこなしや視線、抜群のスタイルは時代を超えた賞賛に値する。 これぞまさにいい女、の象徴と言える。
今時の女達のお手本になる知的な色気を感じる。 船越えいじさんも軽妙で上手い。山本富士子さんも岸さんと対照的な賢婦人振りで、当時のブルジョワ・マダムの言葉使いが
興味深い。とても楽しめました。
2011-11-07
2. 役者がいい!! - カメラアングルのなんと絵画的な事。
一瞬入るカットがとても情緒的。
まるで自分が目撃した情景のように印象に残る。 山本富士子の美しさに含まれる深い機微と柔軟な感性。
表情だけでも見ていて飽きない。 岸恵子の目、口元少し固いが美しくてずっと眺めていたくなる。
目尻を上げたアイメイクがとても魅力的な表情を作っている。 船越英二がとてもチャーミング!
この時代の男にしては肩の力が抜けていて癒される。
いい雰囲気になってキスするまでの演技が自然でステキ。 キャスティング/演出/撮影/脚本/美術など全てに凝った魅力的な作品でした。
2011-03-04