緒戦からの快進撃は一年も続かず、日本は敗北への道を辿りはじめた。東條讃美の洪水は怨嗟の合唱に替り、首相辞任へ。そして敗戦。東條の前には極東軍事裁判での「新たなる戦い」が待ち受けていた……。戦後民主主義の理念を徹底的に貫徹しようという立場から、多くの東條批判者たちに欠落している彼を生みだした歴史的土壌を深く掘り下げることで日本型独裁...
発売日: 1988-12-10 ¥650
運命とは、命を運ぶ、と書く。その単純な哲理を信ずることに徹し、激戦のさ中に艦と人とをあずかり、不撓不屈、豪胆なること山の如く、猛けきこと火の如くみずから幸運を招きよせる日本海軍随一の“豪傑艦長”の指揮下に団結し、努力し、苦難に堪え抜いて勝ちつづけた栄光の不沈艦の生涯を描く感動の戦記文学。
発売日: 2015-05-31 ¥1,100
授業形式の語り下ろしで「わかりやすい通史」として絶賛を博し、毎日出版文化賞特別賞を受賞した「昭和史」シリーズ完結篇。 焼け跡からの復興、講和条約、高度経済成長、そしてバブル崩壊の予兆を詳細にたどる。 世界的な金融危機で先の見えない混沌のなか、現代日本のルーツを知り、世界の中の日本の役割、そして明日を考えるために。
発売日: 2009-06-11 ¥1,000
第89回直木賞受賞作品 「軍隊は運隊だ」という言葉どおり、運悪く、敗戦と同時に送りこまれたモンゴルの収容所は、まさにこの世の地獄だった。軍律の崩壊した集団に君臨するやくざあがりの大ボス・小ボス。食糧といえば、黒パンとわずかなスープ、それも搾取され、強制労働にかり出される毎日。栄養失調、疾病、私刑で、つぎつぎと失われる生命。 襲いくる不条...
発売日: 2013-10-10 ¥500
Basking in the summer sunshine of July 1914, the west coast of Wales seemed far away from a war on mainland Europe. However, its effects were soon felt, as within days the Territorial Army camped nearby were marched off to go to – well, no one knew quite where. As the years dragged on, nearly every family was affected by the war. Raw recruits were billeted in the town and marched up and down the promenade, signallers practised sending messages by semaphore from the castle to Constitution Hill ...
発売日: 2015-11-15 ¥250
生きることの歴史、生きのびるための道。 黒土地帯、第二次ポーランド分割、コサック…地理や世界史の教科書にも載っているこうした言葉に血を通わせる。 「ウクライナを知る」第一歩はここからはじまる
発売日: 2022-06-14 ¥1,800
近代日本の“運命の一日”を描いた不朽の名作。太平洋戦争を終結させるべく、天皇の「聖断」に従い和平への努力を続ける首相鈴木貫太郎をはじめとする人々と、徹底抗戦を主張して蹶起せんとした青年将校たち──。玉音放送を敢行しようとする政府関係者に対して、陸軍の一部軍人は近衛連隊を率いて皇居に乱入した。そのあまりにも対照的な動きこそ、この一日...
発売日: 1995-06-25 ¥640
太平洋戦争とは何のための、どんな戦争だったのか? そしてどのように始まり、どのように終わったのか? 意外と知っているようで知らない太平洋戦争の全貌が、図解と写真ともに一目瞭然でわかる。
発売日: 2008-07-15 ¥470
いくつかのコメント
1. 歴史に学ぶ時 - 当時の日本が置かれた状況。戦前の旧大日本帝国憲法は思想・教育に民主主義や国民主権のかけらすらなく、言論の自由が大きく制約されていた時代だ。大東亜共栄圏拡大は神国日本が世界をリードするというファシズムを助長した。昭和年月日の勅語は正に昭和天皇の英断である。しかしながら、旧ソ連のように火事場の泥棒的な国が、いつの時代にも存在し、自国の国益にのみ走る輩が存在した事実も見逃せない。韓国の徴用工や慰安婦問題。大量虐殺や戦争で初めて使用された核兵器の被害国日本。考えさせられる大きな問題がこの本によって私たちに問い掛けているように見えた。
2020-08-23
紺碧の空に生き、紺碧の空に死することを、みずからの天命と思い定めて”不惜身命”のつばさの血戦場に出撃すること二百余回、敵機大小六十四機を撃墜してみごとにおのれ自身に勝ち抜いた日本のエース・坂井が書き綴った痛烈、豪快、勇壮なる零戦空戦記録の決定版。零戦を空戦に青春を賭けた強者の迫真の記録。
発売日: 2003-05-14 ¥1,100
「絶対悪」が、背広をきてソファに座っている……著者が辻政信に初めて会った感慨である。師団によっては76%という絶望的な損耗率のノモンハン事件を扇動しながら、狂いもせず、戦後は国会議員となった男。この戦いを可能にしてしまったのは、いったい何だったのか? 参謀本部作戦課と関東軍作戦課、二つのエリート集団が齟齬をきたし、満蒙国境の悲劇がはじまっ...
発売日: 2001-06-10 ¥730
設計主任の堀越二郎から零戦撃墜王坂井三郎まで、総勢125人の零戦関係者が不世出の傑作機への熱き思いを綴ったイラストエッセイ。
発売日: 2003-11-13 ¥730
日露戦争で勇名をはせ海軍大将まで昇りつめた鈴木貫太郎は、侍従長としても天皇の信頼が厚かった。敗色濃い昭和20年4月、鈴木は老齢ながら「最後のご奉公」と総理大臣に就任。徹底抗戦、一億玉砕論渦巻くなか、太平洋戦争に終止符を打つために動く。天皇は「この際、自分のできることはなんでもする」と御前会議で語り、“聖断”により戦争は終わった。平和を...
発売日: 1988-08-10 ¥600
人類の歴史の中には、風化させてはいけない事柄が数多くある。 そのうちのひとつに、第二次世界大戦が挙げられよう。特に、日本は、そして私たち日本人には後世にまで語り継がないといけない責務を負っていると言える。 そしてこの第二次世界大戦について、非常に興味深いレポートが存在する。GHQの最高責任者・マッカーサー氏の見解をまとめたものである。 真...
発売日: 2015-05-23 ¥550
いく度か圧潰を覚悟しつつも、そのつどに奇蹟の浮上をとげ、死なざること不死鳥の如く破竹の快進撃をつづけ、苦境の中にあっても冷静沈着、ユーモアたっぷりに敵をあざむき、ゆうゆう活路を開いて脱出する青年士官――戦場においては果敢に作戦任務を遂行、ついに不沈の潜水艦長となった海の王者”キャプテンイタクラ”が描いた海底戦記の決定版
発売日: 2009-10-16 ¥1,000
太平洋戦争敗北の背景には、新しい組織論の欠如があった。英雄が歴史を作り出す時代は終わり、現代の組織においては、「際立った個人」より、総合的戦略としてのリーダー・シップが必要とされている。山本五十六、東條英機など大本営を担った軍部の重鎮たちはじめ彼らとともに日本軍の作戦行動に関与した指揮官と参謀の組合せ十三例をあげ、組織内におけるコ...
発売日: 1992-12-10 ¥590
世界最初の空母「鳳翔」以来、高度な日本の造艦技術と海軍の伝統が生みだした数多くの名艦のすべてを、米英の空母の歩みとともに徹底的に解剖し、その波乱の軌跡をたどるファン必携の一冊。写真図版150点。
発売日: 2005-11-15 ¥740
日本は、GNPが約5倍のアメリカ合衆国との戦争が終わり、一面の焼野原から奇跡といわれるほどの急激な復興を果たしました。 しかし、未だ世界のあちこちで戦争状態の争いが続いており、日本の経験を十分に活かしきっているとは言えません。 このままでは、70年前の記憶自体が風化していきます。 歴史の証人は目の前にいます。 その人の声に耳を傾け、次代に語り継...
発売日: 2015-07-18 ¥550
いまこそ歴史を武器に変えるとき! 「歴史が人間によってつくられる限り、われわれはまた、同じような判断ミスを犯すだろうし、似たような組織をつくる」(半藤一利) 「戦後70年が経って、戦争が遠くなったのではなく、新たな戦争が近づいていると感じています」(佐藤優) 昭和史研究とインテリジェンスの第一人者が、731部隊、ノモンハン事件、終戦工作、昭和陸海軍...
発売日: 2016-05-20 ¥880
「関ヶ原合戦は西軍が勝ったはずだ」。かつて関ヶ原合戦の両軍の布陣を見たプロイセン王国・ドイツ帝国のクレメンス・ヴィルヘルム・ヤーコプ・メッケル大佐はこう述べたといわれる。戦略と勝敗とは、はたしてどのような関係にあるのか。日本において「完璧な合戦」は存在したのか。「撤退の意義」、「強兵と弱兵」の定義とは何か。本書は日本史の一次史料に...
発売日: 2019-04-26 ¥850
日本は、GNPが約5倍のアメリカ合衆国との戦争が終わり、一面の焼野原から奇跡といわれるほどの急激な復興を果たしました。 しかし、未だ世界のあちこちで戦争状態の争いが続いており、日本の経験を十分に活かしきっているとは言えません。 このままでは、70年前の記憶自体が風化していきます。 歴史の証人は目の前にいます。 その人の声に耳を傾け、次代に語り継...
発売日: 2015-07-23 ¥550
強力な統率力と強靭な抵抗精神でイギリス国民を指導し、第二次世界大戦を勝利に導いた歴史的な政治家チャーチル。本書は、歴史の舞台に直接参加した彼の手による、最も信頼すべき最高の第二次世界大戦の記録だ。深い歴史観に基づく著作活動によってノーベル文学賞を受賞した彼の歴史物語を堪能できる。第1巻は、一九一九年から第二次世界大戦勃発の翌年までを...
発売日: 1983-12-03 ¥1,000
ミッドウェー海戦は惨憺たる敗北であった。戦前、量よりも質をモットーとし、「寡(か)をもって衆を制する」ように訓練し、準備されてきた日本の連合艦隊が、「衆をもって寡に敗れた」のである。海戦の主導権は我にあった。参加兵力は米太平洋艦隊のそれに比して圧倒的に優勢であった。戦争の主役を果たした航空部隊の質は、必ずしも米軍のそれに比して劣っては...
発売日: 2012-12-12 ¥880
大好評、坂本明の「最強図鑑」シリーズの1冊! 世界の軍隊・警察で使用されているライフル、アサルトライフル、機関銃、ショットガン、ピストルを取り上げ、それらのメカニズム、運用法、アクセサリーなどをイラスト満載で徹底図解!
発売日: 2016-12-20 ¥570
太平洋戦史の中で奇蹟とされる日本軍キスカ島守備隊の無血全員撤収。「霧の作戦」は、いかにして立案され、どのように実施されたのか? すでに何度も描かれた「語るに足る数少ない後味のいい史実」(あとがきより)であるキスカ作戦成功の全貌を、筆者が新取材と、独自の見方で描いた表題のドキュメントほか、戦後、文筆家として初めて玉砕の島を訪れたときの模様...
発売日: 1988-06-10 ¥540
長州閥に陸軍を追われた父の無念を胸に、軍内抗争をかいくぐった陸軍軍人・東條英機は首相の座に就いた。そして日米開戦を数日後にひかえた昭和十六年十二月の某夜、彼は官邸別館でひとり号泣していた。その涙は何であったのか? 東條英機への嫌悪感を心に抱きながらも、自らの生理感覚を解明することが、戦後民主主義の脆弱さの克服への道だという視点から、新...
発売日: 1988-12-10 ¥650
特殊部隊の歴史、個人装備とその使い方、専用ヘリ・車両・潜水艦などの兵器のメカニズム、主要な特殊部隊の素顔、戦い方から実際の作戦まで、多角的視点とイラスト満載で特殊部隊のすべてを図解したオールカラー図鑑!ミリタリーファン、戦史ファン必携!
発売日: 2014-08-27 ¥570
いくつかのコメント
1. 誤った情報が多数掲載 - 図解されているもののうち、誤った情報や不正確な情報が多数掲載されている。例えば、レプリカメーカーの名称が、さも本物のメーカー名であるように記載されていたり、そもそも製品名称が全く異なるものなど。あるいは、製品名ではなく、製品カテゴリー名だけを書いていて情報クオリティが統一させずに極めて曖昧に記載している箇所などもある。
一方で、イラストに関しても、IRビーコンの装着向きを間違えて描いていたり、そもそもの話として配備年代が全く異なる古めかしい装備が、さも最新装備として描かれていて装備のコンビネーションがおかしいなど、総じて、筆者の無知さを露呈しており、全く図鑑としての機能を持ち合わせていない。
読むことで、むしろ誤った知識が身に付いてしまうため、購入を控えることを強くお勧めする。
2022-06-21
日本人よ、戦争を知らずして、“戦争反対”と叫んでいないだろうか? 「古代~中世の戦争史」「グロチウスと国際法」「クラウゼヴィッツの戦争論」「日本軍の奇妙さ」「核兵器と戦後」そして「現代のテロリズム」まで――社会現象としての戦争を、縦横無尽に書き下ろした12章。橋爪流に読み解く“戦争で見る世界史”“戦争で見る地政学”。改憲の議論が喧しい今...
発売日: 2016-07-20 ¥850
比類なき“海底空母”を完成させた日本海軍潜水艦五十年の足跡を写真・図版三百点で徹底解剖。明治の輸入潜水艦から日本固有の艦艇型潜水艦など、各国代表艦も数多く詳解するビジュアル決定版。
発売日: 2013-06-03 ¥850
激動の時代とよばれる二〇世紀.それは差別と被差別,支配と被支配の構造が世界を覆い,暴力と戦争にみちた帝国主義の時代であった.アフリカの分割,植民地の拡大,二度の世界大戦,冷戦の激化,独立抵抗運動の広がり.帝国世界の形成から解体まで,「長い二〇世紀」という視角から,現代につながる歴史の大きな流れを描く.
発売日: 2014-09-19 ¥950
空襲に明け暮れる太平洋戦争末期の日々を、文学の眼と現実の眼をないまぜつつ的確に綴った日録。記録にして記録にあらず、百鬼園先生の詩精神が随処に横溢する稀有の東京空襲体験記。
発売日: 1978-01-01 ¥950
若き野戦指揮官と800名の部下の激闘。本土決戦のために捨て駒とされた戦場・沖縄での無謀とされた総攻撃。そのなかで任務を達成し、終戦の日まで闘い続けた唯一の部隊「歩兵第三十二聯隊第一大隊」の軌跡。沖縄戦の真実を描いた本格的ノンフィクション。
発売日: 2015-04-28 ¥1,700
海軍航空隊の最後の切り札――新鋭戦闘機「紫電改」を駆って戦い抜いた松山三四三空の六人の若者たちの生涯。昭和二十年七月二十四日の夏空に消えた空の男たちの苛烈な日々を、米軍パイロットの証言も得て描いた感動のノンフィクション。彼らは短い人生をいかに真剣に生き、どれ程の思いを残して死んでいったのか。
発売日: 2004-10-16 ¥950
北朝鮮や中国の悲劇は、日本で起きたかも知れなかった――。日本の史上最大の危機は、昭和20年(1945)8月15日の敗戦直後に始まった。実は、敗戦で日本に平和が訪れたと考えるのは、大きな誤りなのである。そのとき日本は、周到に仕組まれた「敗戦革命」の危機に直面していたのだ。ルーズヴェルト政権の占領政策策定にコミンテルンのスパイが多数関与し、恐るべきプ...
発売日: 2018-08-16 ¥1,100
昭和史研究の第一人者・半藤一利が、最後に日本人に伝え残したかったこととは——。太平洋戦争を理解する上で欠かせない「名言」の意味とその背景を、著者ならではの平易な文体で解説し、「戦争とはどのようなものか」を浮き彫りにした珠玉の一冊。「戦争の残虐さ、空しさに、どんな衝撃を受けたとしても、受けすぎるということはありません。破壊力の無制限...
発売日: 2021-05-11 ¥1,200
本書は、アメリカ大統領ハーバート・フーバーの大著『裏切られた自由』を翻訳した歴史家・渡辺惣樹氏が、同書の読みどころ紹介しつつ、新解釈の「日米戦争史」を提示する一冊です。フーバーは自身の感情を抑え、可能なかぎり「資料に語らせる」ことを心掛けて『裏切られた自由』を書き上げました。世界各国の政治指導者、また米軍の最高幹部とも直接やりとり...
発売日: 2017-07-19 ¥1,900
山本五十六は真に名将であったのか? マッカーサー元帥の統率力の根源は何であったか? 第一部は太平洋戦争史に名を残す日本帝国の将官たち十四人を、第二部では、第二次世界大戦に活躍した外国の指揮官、指導者十三人をとりあげた。これら指揮官の参加した様々な局面に即して、とくにその重要事態時の姿に、著者は注目する。求められた判断の機会にいかなる決定...
発売日: 1974-12-25 ¥710
1805年12月アウステルリッツ郊外において、フランス軍75,000は、オーストリア・ロシア連合軍90,000を撃破する。老練な用兵と巧みな戦術を駆使し、この戦いでナポレオンは後に芸術と称される程の勝利を手にする。このとき不世出の天才が用いた作戦とはどんなものだったのか?本書は、歴史上の名将たちがとった戦術の数々をクイズ形式で完全シミュレート。「20万のペル...
発売日: 2012-11-30 ¥660
ナポレオン一世により本質的な変貌をとげた戦争形態たる国民戦争を精密に分析して,近代戦争の特質を明らかにした戦争哲学である.なお,戦史の理論的問題に正しい視点を提示し,戦争と政治・戦争の原型・戦争の本性を明らかにする.軍事専門家のみならず,エンゲルス,レーニンなどにも多くの影響を与えた.
発売日: 1968-02-16 ¥1,200
陸軍中野学校は何を教えたのか―総数二五〇〇余名、パレンバン落下傘降下、レイテ飛行場強襲の薫空挺隊、沖縄特攻義烈空挺隊、そして、アジア諸国の独立運動支援、最後の和平工作等々。世界のいたるところで任務についた秘密戦の華―一切の名利も地位も求めず、日本の捨て石となった戦士たちの足跡を辿る。
発売日: 2014-07-20 ¥850
強靱な攻撃力と防御力を兼ね備え、海戦の華と謳われた戦艦。航空戦力の強化よって超弩級戦艦は海戦の主役の座から降ろされたものの、彼女たちは太平洋を戦い抜いた。帝国海軍の戦艦12艦の数奇で苛烈な一生を探る。
発売日: 2011-07-12 ¥620
集団的自衛権の行使は,本当に日本の安全性を高めるのか――? 現実をみない机上の論理,現状分析のない提言,国際感覚の欠如が,「他国防衛」のための戦争へと日本を駆り立てている.安全保障と憲法論の第一人者が問いかける,日本の今.安全保障とは,憲法とは,集団的自衛権とは…….必読の一冊.
発売日: 2014-07-18 ¥950
古代の投石器やチャリオットから、ロングボウ、ハルバードなどの中世・近世の武器を経て、潜水艦、戦車、空母、核爆弾など現代の兵器に至るまで“世界を変えた”100種類を厳選。人類史に与えた影響をコンパクトにまとめた、兵器・武器FILEの決定版!
発売日: 2012-06-12 ¥520
“戦争”とは何か。「戦争とは他の手段をもってする政治の継続である」「戦争は決して単なる気晴らしの遊戯でなく、冒険や幸福を求めての悦楽でもなく……戦争は真面目な目的のための真面目な手段なのである」。これはプロイセンの参謀で「近代の戦争について客観的に考えた最初の人物」と評されたクラウゼヴィッツが古典的名著『戦争論』の中で答えたもので...
発売日: 2003-01-06 ¥570
米も食わずに戦って ぼろぼろになって死んだ仲間達 遠い遠い雲の涯に たばにして捨てられた青春よ 今尚太洋を彷徨する魂よ──飢餓と疾病の地獄から生還した詩人はこのように記した。ガダルカナルの戦いでは、日本軍の作戦遂行上の特徴的な欠陥が端的に表われていた。その犠牲となったのは数万の前線兵士であった。無謀な作戦、遅すぎた決断、愚かな上層部のツ...
発売日: 1983-08-25 ¥650
第二次大戦期~現代までの各国軍隊の制服、軍服を陸海空の三部構成で、詳細カラーイラストとともに紹介するオールカラー軍装ガイド! アメリカ、ドイツ、ソ連、イギリス、フランスから日本、中国、韓国まで、 国ごとの違い、時代による違いもよくわかる。
発売日: 2016-08-23 ¥550
中川州男大佐率いる1万余の日本軍守備隊は、4万4000の兵隊と数百の戦闘車両を投じた米軍と知略闘魂のかぎりを尽くして戦い、莫大な損害を強いた──最後の一兵まで勇戦した日本将兵たちの壮絶なる戦場と知られざるペリリュー洞窟戦を描く。 ペリリューから11キロ南下したアンガウル島での凄絶な激闘を経て、奇蹟の生還を遂げた「英霊の絶叫 玉砕島アンガウル戦記...
発売日: 2018-07-08 ¥850
弾道ミサイル、巡航ミサイル、対戦車ミサイルから各種ロケット兵器まで! 現代戦において不可欠な存在となったミサイル・ロケット兵器の歴史、種類、メカニズム、発射手順など、そのすべてを徹底詳解するオールカラーガイド!
発売日: 2015-04-28 ¥570
天皇皇后両陛下のパラオ共和国御訪問の理由とは?—— じつはパラオは、第一次世界大戦後、大東亜戦争の終戦まで、日本の委任統治領であった。そのため、今でも日用語として「オカネ」「ダイジョウブ」「ベンジョ」「デンワ」「チチバンド(ブラジャーのこと)」「ツカレナオース(ビールを飲むこと)」などの言葉が使われている。 さらに大東亜戦争での屈指の激戦地...
発売日: 2015-03-11 ¥1,300
戦前の日本軍のイメージとして、「精神主義」「白兵思想」がよく挙げられるが、果たして本当だろうか?技術力を軽視し、「明治に制定された38式歩兵銃をいつまでも使い続けた」という批判は今でも根強いものがある。しかしそれは当時、世界的に見ればごく普通のことで決して日本軍だけの珍しい例ではなく全くの誤解である。本書は、「第二次世界大戦での日本の...
発売日: 2007-11-07 ¥630
食うか食われるか、空戦場裡に自らの全精力を傾注して戦った“零戦野郎”たちの記録。ゼロファイターの神話に隠された搭乗員の苦悩の日々と零戦の真実を伝える一冊!表題作のほか四篇収録。
発売日: 2004-05-15 ¥950